日之影川沿いの山あいにたたずむ7戸の集落で、宅地、耕地、石蔵など集落全体を美しい石組みで形成されていることから、「石垣の村」と呼ばれるようになり ました。また、石垣は嘉永年間(1848~)から安政年間(1854~)に築かれたともいわれ、最も高い石垣は11メートルにも達します。
豊かな自然や石垣などの風景は、平成11年に「日本の棚田百選」に認定、翌年には「第8回美しい日本のむら景観コンテスト」において全国農協中央会賞を 受賞しています。また、村の中心部には、宿泊研修施設「石垣茶屋」があり、4月の棚田まつりでは、地域の伝統芸能の披露や多様なイベントが催されますが、 こうした取り組みが高く評価され、宮崎県地域づくり顕彰を受賞しました。